エルダー_アラオカガンキョウ|Elder_ARAOKAGANKYO (2022式) red havana
¥40,700 税込
荒岡眼鏡初のオリジナルモデル『Elder_ARAOKAGANKYO』 。
土に還るバイオプラスティック、「M49」に素材をリニューアル。
『Elder_ARAOKAGANKYO』は、荒岡眼鏡(1940年〜)創業者・荒岡秀吉が生涯にわたり愛用した “ブロウライン” がモチーフ。空間・プロダクトデザイナーとして国内外で活躍する二俣 公一氏 (CASE-REAL / KOICHI FUTATSUMATA STUDIO)がデザインを手がけ、2017年に同社の創業77周年モデルとして発売しました。
Elderとは “長老” を意味します。
一般的なブロウラインは、フレームの上部にアセテート素材、下部にメタル素材を用いていますが、二俣氏はそれぞれの素材を分けることなく、同一の素材で表現しています。
独自の造形美によってブロウラインを解釈したモデルです。
今回レンズは(1枚目の写真上から)「眼鏡タイプ(デモレンズ)」「色ガラス(薄い)」「色ガラス(濃い)」の各3種類をご用意しました。用途に合わせてお選びください。
【二俣 公一氏からコメント】
様々なことが目まぐるしく変化していく今の時代、 変わることを見極めるのと同様に、変えるべきでないものを見据えることが大切だと思います。 早いスピードで世の中が変化していく中で、個々の心や気持ちに、もしかしたらDNAに(?)織り込まれた、 変わらないものをしっかりと見つめ、それをさらに深く掘り下げて、理解や感謝を持って生活していく。 そういうことの拠り所となるような居場所やモノを生み出していくことも、デザインの仕事の大きな魅力です。 今回の2022年式の開発は、素材変更とそこに至るまでの荒岡眼鏡の考えや歴史を通して、そんなことを思い出させてくれました。
「Elder_ARAOKAGANKYO 2022年式」も、更に広く永く人に愛されることを願っています。
【荒岡 俊行(荒岡眼鏡・三代目)よりコメント】
モノが世に溢れた今日、長く愛用できるモノを見つけることが、だんだんと難しくなっています。長く使い続けることで、 モノを介して、モノと共有した時間、その時に過ごした大切な思い出、一緒に過ごした人たちとの日々を思い起こさせてくれます。長く愛され続けるには、普遍的な美しさと長く耐えうる強度が必要です。
「Elder_ARAOKAGANKYO」は、それらの要素を全て満たし、時代を越えた美しさがあると確信しています。長く作り続け て行くためにも、それを取り巻く環境を考えてみました。材料メーカーが環境保護を配慮した取り組みにより、「M49」と いう素材を開発しました。従来のアセテートの機能を損なうことがなく、原料の一つの可塑剤を化学的なものから植物由来のものに置き換えたりし、生分解性のある素材となりました。
今日の材料選びにあたり、最終的に廃棄される時に、少しでも環境負荷が軽減されるようにと考えました。「M49」の素材 の起用は、私たちに気付きを与えてくれました。先人たちからの教えに従って、モノを大切にし、長く愛用される眼鏡づく りの重要さを改めて知ることが出来ました。「Elder_ARAOKAGANKYO」が、皆さまのこれから過ごされる日々、大切な思 い出の一部になることを心から願っております。
【サイズ】
横幅 139mm
テンプル長 145mm
レンズサイズ(横×縦)50mmx41mm
ブリッジ 21mm
素材 フレーム:アセテート
■レンズは各3種類をラインナップ
サングラス仕様に、濃度の違うカラーレンズを2種類を採用しました。眩しさを防ぐ色の濃いレンズは、「紫外線」 「赤外線」「輝線」と呼ばれる、眼に負担のかかる光を吸収します。ガラス着色の技術を全てつぎ込んだ世界最高品質の色ガラスレンズです。
薄いカラーのサングラス仕様は、最近のトレンドでもある “相手から目が透けて見える” 濃度の低い色ガラスレンズを ご用意しました。カメラのレンズに装着する減光効果のあるNDフィルターと同じ素材で、色彩に影響を与えることなく光の量だけを低下させます。生活の中でマスクを付けた時にも、色の薄いカラーにより優しい印象を与えます。
また、度付きの眼鏡やサングラス、ダテメガネにする用途を考え、クリアのデモレンズ仕様の眼鏡タイプもご用意しました。
■ 二俣 公一氏 プロフィール
二俣 公一 空間・プロダクトデザイナー。大学で建築を学び、卒業後すぐに自身の活動を開始。 現在は、福岡と東京を拠点に空間設計を軸とする「ケース・リアル」とプロダクトデ ザインに特化する「KOICHI FUTATSUMATA STUDIO」の両主宰。国内外でインテ リア・建築から家具・プロダクトに至るまで多岐に渡るデザインを手がける。主な 空間作品に、和菓子店「鈴懸」や「アーツ&サイエンス福岡店」の内装デザインほ か、スキンケアブランド「イソップ」との恊働、香川県豊島にある「海のレストラ ン」など。プロダクトでは、デザインした真空管アンプ「22」がサンフランシスコ 近代美術館の永久所蔵品となっているほか、フィンランドのインテリアブランド Artekより「KIULU BENCH」、天童木工から「SAND」をリリースするなど、国内 外の様々なブランドと恊働している。2021年より神戸芸術工科大学客員教授
■ 生産工場「谷口眼鏡」
日本は、世界の眼鏡三大産地と呼ばれ、そのほとんど の眼鏡づくりは、福井県鯖江市に集中しています。そ の多くの工場の中でも、技術力の高さで、一際群を抜 きん出ているのが「谷口眼鏡」です。技術に裏打ちさ れた眼鏡づくりの哲学は、造形を着地点にするのでは なく、使う人の立場になった “かけ心地” を考え、人 に寄り添ったモノづくりを目指しています。
- 眼鏡選びのヒント
- 眼鏡タイプ(デモレンズ)
- サングラスタイプ(カラーレンズ)
- シェイプ
- フレームカラー
- ブランド
- BLANC | ブラン
- CUBITTS|キュービッツ
- CUTLER AND GROSS
- C.W.Dixey & San|C.W.ディキシー & サン
- E.B. Meyrowitz|E.B. メロヴィッツ
- Elder_ARAOKAGANKYO
- I.ENOMOTO|アイ.エノモト
- kearny|カーニー
- LUNETTES KOLLEKTION
- LAWRENCE JENKIN
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